先日、自宅のウォシュレットのリモコンが突然使えなくなるという出来事がありました。
本体側は動くので流すことはできるものの、リモコン操作が一切できないのは非常に不便。すぐにハウスメーカーの一条メンテナンス経由で修理を依頼し、翌日にはTOTOの方が来てくれることに。

リモコン故障の原因は「まさかのサビ」
TOTOのサービス担当者による診断の結果、リモコンの「受信部がサビている」とのこと。そして、そのサビを発生させた原因は、なんと日頃使っていたトイレ用洗剤「サンポール」だったのです。
「今のウォシュレット付きトイレは、基盤が入った家電製品と同じ。そのため、強酸や強アルカリの洗剤は、内部の金属を腐食させてしまうんですよ」と説明を受けました。
しかし、便器掃除の際、リモコン受信部に直接洗剤をかけたわけではありません。なぜ、本体内部の部品が錆びてしまったのでしょうか?
空気循環機能が仇に? 基盤を蝕む「洗剤の揮発成分」
疑問に思い、さらに詳しく尋ねてみたところ、衝撃の事実が判明しました。
実は、TOTOのウォシュレットには、自動で便器内の空気を循環させる機能があるそうです。この機能が便器のフチなどに残ったサンポールなどの強酸性洗剤の揮発成分(蒸気)を機械内部に吸い込んでしまい、それが基盤やその周辺の金属を腐食させてしまうというのです。
まさに、「ちりも積もれば山となる」。毎日のお掃除で残った微量の成分が、徐々に故障へと繋がっていたわけです。
取扱説明書に記載されていた「使用禁止」の注意書き
TOTOの方から指摘され、改めてウォシュレットの取扱説明書を確認してみると、確かに「強酸性、強アルカリ性の洗剤は使わないでください」という旨の記載がざっくりとありました。TOTOだけでなく、他のメーカーのウォシュレットでも同様の注意書きがあるそうです。
また、意外な落とし穴として教えていただいたのが、「掃除後に、サンポールなどの強酸性洗剤をトイレ内に置きっぱなしにするのも、揮発成分の影響でよくない」ということ。換気扇は24時間つけっぱなしですが、それでもリスクがあるとは驚きです。
有償修理に...! トイレ掃除の最適解は「中性洗剤」
今回の故障は「使用上の問題によるもの」と判断されましたが、一条メンテナンス経由から頼んだからか無償での修理となりました。一条さんありがとう!
※メーカー経由であれば有償になっていたとのことです。
今回の経験から学んだ教訓は、ウォシュレット付きのハイテクなトイレ掃除には、「中性洗剤」をメインで使うのが最も安全ということです。
しかし、「中性洗剤では落ちにくい頑固な水垢や黒ずみもあるから困るな...」と感じるのも正直なところ。メーカー推奨のお手入れ方法を遵守しつつ、プロの業者による特別な洗浄を検討するなど、バランスの取れた掃除方法を見つける必要がありそうです。
最新の家電トイレは便利ですが、その繊細さも理解して正しく付き合っていくことが大切だと痛感した出来事でした。
ウォシュレット掃除で気を付けたいことまとめ
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洗剤は「中性」が基本:強酸・強アルカリ洗剤は金属腐食の原因になる。
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残さない!:掃除後は洗剤をしっかり水で流しきる。
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保管場所にも注意:強酸性・強アルカリ性洗剤は、トイレ内に置きっぱなしにしない。
もうすぐ年末に向けて大掃除の準備をし始めると思いますが、この点に気を付けておきましょうね