平凡サラリーマンの日常

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【実例公開】固定費の見直しで年間3万円節約!家計簿歴10年の僕が実践する見直し術

社会人になってから、かれこれ10年以上、家計簿をつけ続けています。

「家計簿なんて面倒くさい!」そう思う方も多いでしょう。たしかに、日々の細かい支出を記録するのは手間がかかります。なのでざっくりした支出をエクセルにまとめています。

僕が家計簿をつけ始めたきっかけは、はっきりしていました。それは、「投資資金を捻出したい」というシンプルな理由です。

当時は「投資」という言葉に漠然とした憧れがあり、どうすればお金を増やせるのかを考えたとき、まずは支出を把握することから始めようと思い立ちました。最初は慣れない作業でしたが、続けていくうちに支出の傾向が見えてきて、無駄な出費を減らす工夫ができるようになりました。

その結果、今では投資に回せる資金もそれなりに確保できるようになりました。これはひとえに、「固定費の見直し」を定期的に行ってきた成果だと感じています。

今回は、2025年度2回目の固定費の見直しを行ったので、その内容と、僕が実践している家計見直しのポイントについてお伝えします。

固定費と生活必需品の見直しが家計改善の鍵

僕が今回見直したのは、大きく分けて「固定費」「生活必需品」の2つです。

見直しの対象となる固定費は、毎月一定額かかるもので、携帯料金、保険料、サブスクリプションサービスなどが該当します。住宅ローンや車のローンなど、簡単に削減できないものは除外しています。

一方、生活必需品は、トイレットペーパーやティッシュ、洗剤など、毎日の生活に欠かせない消耗品です。一見、少額に思えますが、積もり積もればかなりの金額になります。

今回もこの2つのカテゴリーに絞って、徹底的に見直してみました。結論から言うと、今回は劇的な変化はありませんでした。しかし、それでも年間で約3万円の節約が見込めることがわかりました。

携帯料金:妻のプラン変更で年間2.4万円の節約

携帯料金は、家計の中でも大きな割合を占める固定費の一つです。我が家は夫婦で同じ通信会社(楽天モバイル)を利用しています。

僕のプランはすでに最適なものになっていましたが、妻のプランを見直してみると、改善の余地があることがわかりました。

妻は現在、通話料やアップルサポート含め月々5,000円ほどかかっていますが、自宅ではWi-Fiに接続しているため、通信容量は月に5GBも使っていません。また、楽天カードのポイント還元もあまり活用できていない状況でした。

これを、もっと通信容量の少ないプラン(月2,000円程度)に変更することで、月々2,000円、年間で2万4,000円の節約になります。これは早急に変更手続きを進めたいと思います。

最近では、大手キャリアの格安プランや、さまざまな格安SIMサービスが登場しています。自分の使い方に合ったプランを選ぶだけで、大きな節約効果が期待できます。年に一度は、利用状況をチェックして、プランが現状に合っているか確認することをおすすめします。

保険:就労不能保険の見直しを検討

僕が加入している保険の中で、就労不能保険の条件が微妙だと感じています。

月々3,500円を支払っていますが、万が一のときに本当に役に立つのか、その保障内容に疑問を感じています。このまま支払い続けるのはもったいない気がしてきました。

保険は、万が一のリスクに備えるための重要なものです。しかし、必要以上に手厚い保障に入りすぎたり、本当に必要な保障内容なのかを吟味せずに加入しているケースも少なくありません。

保険会社やファイナンシャルプランナーに相談し、本当に自分に必要な保障は何か、他の保険で代用できないかなど、専門家の意見を聞きながら見直しを進める予定です。

サブスクリプションサービス:Amazon Primeの重複加入を解消

動画配信サービスや音楽配信サービス、オンラインストレージなど、サブスクリプションサービスは私たちの生活に欠かせないものとなりました。しかし、便利さの裏で、支払いが重複していたり、ほとんど使っていないサービスに料金を払い続けていることもあります。

我が家では、僕と妻がそれぞれAmazon Primeに加入していることが判明しました。Amazon Primeの年会費は600円です。夫婦それぞれが支払っていたため、月々600円、年間で約7,200円の無駄な出費が発生していました。

これは、すぐに解消できる無駄です。どちらか一方が加入すれば、Amazon Prime Videoなどのサービスは家族で共有できます。早急にどちらかの契約を解約し、無駄な支払いをなくします。

サブスクリプションサービスは、気づかないうちに増えていることがあります。定期的に利用状況を棚卸しし、使っていないものはすぐに解約する習慣をつけましょう。

生活必需品:日用品の「定期便」で賢く節約と手間を省く

続いて、日用品の見直しです。

トイレットペーパー、ティッシュ、おしりふき、クイックルワイパーのシート、トイレクイックル、手洗い用せっけんなどの消耗品は、切らすわけにはいかないけれど、買いに行くのが面倒なものです。

これまでは近所のドラッグストアで購入していましたが、今回Amazonの定期便を調べてみたところ、1個あたり数十円〜100円程度の差で、定期便で購入した方が安い商品が多数あることがわかりました。

例えば、クイックルワイパーのウェットシートや、トイレクイックルのシート、手洗い用せっけんは、ドラッグストアで購入するよりもAmazonの定期便の方が安かったのです。逆におしりふきは近所にある別の薬局の方が安かったです。

これらの商品の価格差は微々たるものかもしれませんが、ちりも積もれば山となります。何より、定期便にすることで、毎回買いに行く手間が省け、買い忘れもなくなります。手間とお金の両方を節約できるので、これはぜひ活用したいと思いました。

日用品のまとめ買いや定期便サービスを活用することで、時間を有効活用しながら、賢く節約できます。

まとめ:小さな見直しが未来の資産を作る

今回の固定費と生活必需品の見直しで、年間で約3万円の節約効果が見込めることがわかりました。

内訳は以下の通りです。

  • 携帯料金:年間24,000円の節約

  • サブスク:年間7,200円の節約

  • 日用品:年間数百円~数千円程度の節約

この金額は、毎月の手取りを増やすのと同じ効果があります。そして、この浮いたお金を投資に回すことで、将来の資産形成に大きく貢献します。

僕が家計簿をつけ始めた10年前と比べると、家計の状況も変わり、ライフスタイルも変化しました。だからこそ、年に数回でも、定期的に家計を見直すことが重要だと感じています。

「固定費」と「生活必需品」は、一度見直せばその効果が継続的に得られるため、家計改善の第一歩として非常に有効です。

「何から始めたらいいかわからない…」という方は、まずは「携帯料金」と「サブスクリプションサービス」から見直してみてはいかがでしょうか。小さな一歩が、将来の大きな資産につながるはずです。

参考:一人で見直しできない方のために

一人では到底できない方は、無料相談をしてみたらいいと思います。私もこれまでに4回相談しています。

私が相談する目的としては、収支全体の見える化です。相談内容を絞るということも可能ですが、ライフステージが変わるタイミングで全体の見直しをかけています。

それなりに時間がかかるので、「支出だけ」というのに絞ることもできます。

正直なところ、人と話して支出を見える化していくので恥ずかしい気持ちもありますし、相談員との相性もあります。相性が悪かったら早めに切り上げるのもいいと思っています(お互いの時間が無駄になるので)。

無料相談って聞くと保険の勧誘とか投資詐欺にかからないかなど、いろいろな不安はあると思います。そう思ったらすぐにブロックしてもいいですし、きっぱり断っても何の問題もありません。

 

以下の記事でもFPの相談や、おすすめのサイトも記載していますので確認してみてください。

 

 

shunsukesblog.hatenablog.jp