前回の記事では、期待される賃上げや初任給アップが、容赦ない値上げラッシュによって相殺されてしまう可能性について書きました。
収入が増えることは喜ばしいことですが、それ以上に支出が増えてしまっては、生活は楽になりません。
最終回となる今回の記事では、この厳しい経済状況を乗り切るために、私たちが今すぐできる簡易的な家計防衛策をご紹介します。
1.固定費の見直し:無駄を徹底的に洗い出す
毎月決まって出ていく固定費は、一度見直すことで長期的な節約効果が期待できます。
- 通信費: スマートフォンのプランを見直したり、格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。インターネット回線とのセット割なども有効活用できます。実際、格安SIMに私は変えていますが、月々1500円です。一人暮らしで大手キャリアを契約し、4000~5000円払っている方は自宅のインターネットもテザリングを使えば、問題ないので、インターネット回線は解約してもいいでしょうね!
- 光熱費: 電力会社やガス会社の料金プランを比較検討し、よりお得なプランに乗り換えましょう。省エネ家電への買い替えも長期的に見ると節約に繋がります。実際安い電気会社は探せばいくらでもあります。キャンペーンでキャッシュバックするところも増えていますので、ググってみるといいと思います。
- 保険料: 加入している保険の内容を再確認し、本当に必要な保障だけを残して、不要なものは解約することも検討しましょう。
- 住宅ローン・家賃: 金利の低い住宅ローンへの借り換えや、より家賃の低い物件への引っ越しも、大きな固定費削減につながる可能性があります。
2.変動費の節約:日々の工夫で賢く支出を減らす
食費や日用品など、毎月変動する費用も、日々の工夫次第で大きく節約することができます。
- 食費: 自炊の頻度を増やし、外食を減らすことが基本です。旬の食材や特売品を積極的に利用し、まとめ買いで無駄をなくしましょう。
- 日用品: 洗剤やシャンプーなどは詰め替え用を利用し、使い捨てのものを減らしましょう。セールやキャンペーンを賢く利用することも重要です。
- 娯楽費: 無料で楽しめるレジャースポットを探したり、趣味の活動も費用を抑える方法を工夫しましょう。
3.収入を増やす:積極的に行動する
支出を減らすだけでなく、収入を増やすことも家計防衛の重要な柱となります。
- 副業: 自分のスキルや経験を活かせる副業を探してみましょう。クラウドソーシングサイトなどを活用すれば、自宅でできる仕事も見つかります。余談ですが・・このブログもいつかは収益を・・・と考えていますw
- 資産運用: 少額からでも始められる投資信託などを検討し、長期的な資産形成を目指しましょう。ただし、投資にはリスクが伴うため、慎重な判断が必要です。最近では、NISAもあります。企業によっては401kとかもあると思いますので、活用するといいと思います。
まとめ:賢く生き抜き、未来へ繋ぐ
値上げラッシュは依然として厳しい状況ですが、私たちが諦めるわけにはいきません。賃上げの動きを注視しつつ、今回ご紹介したような家計防衛策を実践することで、この困難な時代を賢く生き抜くことができるはずです。
重要なのは、現状を正しく理解し、主体的に行動することです。今日からできることから始め、未来に向けてしっかりと家計を守っていきましょう。
ファイナンシャルプランナーに相談するのもいいかもしれませんね!
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1日3記事書くのは結構大変っすね・・